2006年06月11日

***お知らせ***

デザイン変えてみました。急にもとにもどすかも知れませんが。
広くなったのでいろいろ出来そうです。
サイドバーを左にもっていったのが最大の変更点です。
STRANGE LOVEのフレームに表示した際にやや難ありです・・・。
文字のレイアウトも変わりましたし過去記事の行がえしたり
画像位置変えたくなります。
しかしそうすると元のデザインに戻す場合にまた大変・・・。

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2006年06月06日

★「オーメン」と獣の数字666

「小さきものにも、大いなるものにも、富めるものにも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、またはその名の数字のことである。ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そしてその数字は、666である」(ヨハネ黙示録13-18)。
666は悪魔の数字などというけれど、悪魔ではなくアンチキリストを指すと言う。アンチキリストは基本的には人なのである。ヒロエニムスによれば「サタンが全面的にその肉体に住み着いた一人の人間である」。ゲマトリア(数字と文字の置換技法)で解読すると666はキリスト教を迫害したローマ皇帝ネロとも読める。また写本によっては666ではなく616になっていて、こちらの場合はカリグラと読めるのだった。背教者ユリアヌス皇帝もアンチキリストとみなされたし、15世紀には、9世紀のローマ法王ヨハネ[が実は女性で紀元1000年に再臨するアンチキリストを生んだとか、パリ近くでユダヤ人女性とサタンの間に生まれたなどという話が流布され、宗教改革期にはルターは腐敗した宗教権力の頂点にいるローマ教皇こそアンチキリストだとして糾弾した・・・。
さて、666という符牒が広く人口に膾炙したのはオカルト映画『オーメン』(1976年、リチャード・ドナー 監督)の成功による。6月6日に生まれ頭に666の傷を持つ少年ダミアンの周囲で不可解な殺人事件が多発、エクソシストは彼が悪魔の申し子であると警告する。シリーズ三作目ではダミアンは巨大企業体の総帥におさまり巨大な財力と権力を手中におさめる。その邪悪な正体を知る神父は彼を滅ぼす事を決意し・・・。ところでこのダミアンと言う名がヘッセの名作『デミアン』の主人公に由来するらしいと松岡正剛氏のサイト(千夜千冊)で知った。主人公のシンクレール少年は不思議な親友ダミアンの導きで、善悪の彼岸の境地に到達しようとする「カインの徴」をもった人々の列に加わるのである。ついでにデミアンの名はさらにデーモンに由来するらしい。その『オーメン』のリメイク版が製作された。どうやらオリジナルにまったく忠実なリメイクということで何の意味があるのか?ということもある。06年6月6日というこの日の公開する、というのが企画の発端なのか。今回『ローズ・マリーの赤ちゃん』のミア・ファローが出演しているのも話題である。
なおアンチキリストの6つの特性として、@ユダヤ人の血統をもっている、A使徒を派遣する、B世界中から民人を集める、C追随者に徴(しるし)をつけたがる、D人の姿をとってあらわれる、E神殿をつくる、があるという( パーナード・マッギン著『アンチキリスト』 )。社会機構や産業システムを始めとしてあらゆるとことに666の記号を探し出し(ルーブル美術館のピラミッドのガラスの数とかバーコードのフォーマットだとか)、背後に存在するアンチキリストの正体を推測するのは陰謀論者の得意とするところである(例えば鬼塚五十一著『悪魔の世界支配計画666』)。

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■DVD『オーメン 特別編』(1976)


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2006年01月01日

★明けましておめでとうございます



みなさん明けましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。


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2005年12月06日

★MOON BOOK

えー、みなさん、来年のダイアリーはご用意ずみでしょうか? 
イギリス製の代表的なダイアリーノートに”Letts”というのがあるのだけれど、満月・新月・上弦と下弦の半月、4つの月相をむかえるそれぞれの日付のよこに、その月相のマークがついていたりする。満月の日には人は興奮しやすく事故や突発時が多いというような、そういう話がいろいろあるが、英国人はがちがちの合理主義者のような顔をして、結構月の神秘などに敏感でつねに気にしているのかなと思える。実際、現代占星学はイギリスが中心だったりするみたいだし。
それで、今回紹介する”MOON BOOK”は、月についてのリマークを特徴とした日本製のダイアリー。著者の岡本翔子さんは英国占星術協会会員で、やはり同会会員の鏡リュウジさんなどと一緒に仕事されてる心理占星術の研究家。見開きの左ページに一週間のダイアリーに毎日の月相と黄道上(十二星座)の位置を掲載、右ページにメモスペースとそのときどきの月にふさわしいアロマや料理のレシピのアドバイスつき。
つねづね注意していれば、どういう月の日にどんなことがあったか、どんな気分だったか、何か規則性がつかめたりして・・・。ソニー・マガジンズbloombooksの一冊。


MOON BOOK (2006)


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2005年02月13日

陰謀論の逆説

ある結社が、ある民族が、あるいは300人からなるある委員会が、世界情勢を思うがままにを裏から操つっている、とか、エイズは生物化学兵器で人口淘汰の為にばら撒かれた、とかすべては仕組まれたことだ…などという説一般を陰謀論と呼び、その信奉者を陰謀論者という。さらに陰謀論者のまわありには例えば「トンでも本の世界」シリーズで知られる「ト学会」のような陰謀論愛好家が存在する。
秘密結社フリーメーソンこそがすべての黒幕というのは陰謀論の定番の一つであるが、メーソンは東京タワー近くに日本支部を堂々と構える公開結社であり秘密結社というのがそもそも間違いで、陰謀など存在しないのだと言っても、陰謀論者がその考えを変えることはない。
ここで逆説が生じる。陰謀論者の言うとおりある団体が本当に陰謀を謀っている場合があるから、彼らの告発が真実である可能性がある。ところが間違っていた場合はどうだろう? 陰謀論者自身が確たる根拠もなく当該団体の名誉を貶めようとした陰謀の当事者となってしまうのである。
つまり陰謀論を語った時点で、人は自分自身が陰謀の首謀者になっている可能性があるのだ。
ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』はこの逆説がプロットのキモになっている。主人公たちはテンプル騎士団の陰謀などについての出版企画で原稿を募集する。集まった原稿をしょせん妄想狂の書いたものとバカにしながら読んでいるうち、情報の集積から中世末期以来つづいてきた来た陰謀の存在をいつしか本気で推理しはじめる。すると主人公たちはあやしげな者たちに追われることになってしまう。彼らが何らかの秘密を握っている、あるいは彼ら自身が陰謀の首謀者であると誤解されたためである。秘密の陰謀など実は存在しない、と言ったところで謎の追っ手は信じてくれない・・・。陰謀について推論を語り合っただけで彼らは陰謀の首謀者として散々な目に合わされてしまうのだ。
しかしこの作品の一筋縄でいかないところは、イタリアで実際に秘密結社がらみのテロ事件や暗殺事件が頻発した時期に、ドラマの時間が設定されている点である。
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2005年02月11日

マインドコントロール?

イギリスのある有名な精神科医の著書から驚いた話を。著者自身が催眠実験であった事例とのこと。
何か飲み物を、美味いとか不味いとか催眠状態における暗示によって思わせることが可能だという。それだけなら問題はない。煙草の火を押し当てているという暗示だけで、実際に皮膚に火傷の水脹れの症状が生じたり、逆に煙草の火などを皮膚に押し当てても皮膚に焼けどを生じないなどといったことが、催眠によって起ったと言うのである。 
このような事例をふまえ、著者は、催眠によってこれだけのことが可能なのならば、一般に人が現実と信じているものの現実感とはいったい何なのか、どこにその立脚点が存在するのかと自問する。あるいは正常な現実認識とは何らかの方法でコントロールされた錯覚にすぎないのではないか、正常な精神とはありうる様々な精神状態のうちの一つの状態を恣意的に特権化しているだけではないのかと。
考えようによっては怖い話である。
ちなみに…。メル・ギブソン主演のアクション映画で『陰謀のセオリー』という映画があった。主人公のタクシー運転手は精神的不調を抱えている。本人は覚えていないが実は彼はシーアイエーのマインドコントロールプロジェクト「MKウルトラ」によって暗殺者に仕立てられた過去がありその後遺症が発現していたのだ。やがて彼は当時の関係者から追われる身となりながら、その秘密に迫って行く。フィクションにしろもっとましなプロジェクト名にしろよ、なんて感想もあったようだが、これは実在したプロジェクトなんですよ…。
posted by rawramp at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

二日後に月は満月となるだろう。



二日後に月は満月となるだろう。
その晩、わたしが家に戻る時、
部屋には血が流れるだろう。
あるいは、もしかしたらわたしは
もう戻らないかもしれない。




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