2008年02月22日

★丸尾末広『パノラマ島綺譚』発売

月刊コミックビーム連載の江戸川乱歩原作作品
『パノラマ島綺譚』いよいよ単行本化です。25日発売。

panorama_maruo.jpg
『パノラマ島綺譚』






posted by rawramp at 00:47 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月24日

★鴨沢祐仁死去

「クシー君」シリーズの
鴨沢祐仁氏が死去。56歳。
12日自宅で転倒、一週間近くたって発見された。
足穂風の漫画を描く作家の中でも
まちがいなく随一だったと思う。

xie_1.jpg

鴨沢祐仁オフィシャルHP--XIE's CLUB--
鴨沢祐仁の「鴨の水掻き」


posted by rawramp at 00:00 | 京都 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

★『花輪和一初期作品集』発刊

例の事件と『刑務所の中』の映画化などで
不本意なところで話題になった花輪輪一。
かつての作品集『赤ヒ夜』『月ノ光』からのセレクトに
単行本未収録作品と未発表作品を加えた初期作品集が
青林工藝舎から発売。新旧ファン注目である。
「日本妖怪おどろ草子」二色ページ完全再現は初版限定。
http://www.seirinkogeisha.com/book/252-8.html

hanawa_syoki.jpe
■花輪和一『花輪和一初期作品集』

posted by rawramp at 02:35 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

★吉田秋生『吉祥天女』

叶家の財産を狙う遠野家は政略結婚をしかけている。天女の血をひくという叶家の美しい娘・小夜子は、許婚となった彰の通う高校に転校。まもなく彼女の周辺で不審な死が次々とおこる。すべては小夜子がただ自らを守るための戦いだったのだ・・・。吉田秋生の1983年から84年にかけての傑作コミック。幽霊の使いかたなどほとんどショークスピアで格調の高さを感じさせます。上下巻の文庫版解説は、上巻では呉智英が人間の攻撃本能を描いた作品としており、一方下巻では香山リカがヒロインに子供でいることを許されなかった悲劇を見ていて、あまりに対照的で興味深い。ところで同じ作者の後の作品『BANANA FUSH』では、最初丸っこかったキャラデザインがシャープになっていくが、『吉祥天女』では逆に絵柄がだんだん丸っこくなっていっている。原作のファンは最近のTV版や映画版は見ない方が良いでしょう。

kissyoutennnyo.jpe
■吉田秋生『吉祥天女』

※画像は久石譲作曲によるイメージアルバムより

posted by rawramp at 00:00 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

★京都で鈴木翁二展

70年代の『ガロ』を代表する作家の一人鈴木翁二。
限定特装本『うみのきらきら』(99部限定)発売を記念して
京都出町柳トランスポップギャラリーにて展覧会開催。
5月17日から27日まで。http://www.trancepop.jp/
柳月堂にも寄っていこう。

img_oji.jpe
posted by rawramp at 00:00 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

★丸尾末広『パノラマ島綺譚』新連載

丸尾末広が江戸乱歩原作『パノラマ島綺譚』を新連載開始。
月刊コミックビーム7月号(6月12日発売号)エンターブレイン刊。
http://www.kanshin.jp/comic-beam/
90年代以来、長編を手がけてきた丸尾末広。
今度は原作ものです。

650.gif

posted by rawramp at 00:00 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

★『赤色エレジー』画ニメDVD化

林静一の『赤色エレジー』。
昭和40年代同棲ものの傑作である。
このたび林静一自身の監督により
画ニメ(アニメと紙芝居の中間)DVD化。
音楽監督に同名曲のヒットがあるあがた森魚。※詳細
林静一といえばアニメ作家としても名作CM小梅ちゃんがあるだけに
期待できるのではないでしょうか。
ところでその小梅ちゃんの動画をネット上でさがしているのですが
みつかりません。

sekisyokudvd.jpe


posted by rawramp at 00:58 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

★京都で丸尾末広展

京都トランスポップギャラリーで
丸尾末広展が開催されます。
原画作品の展示販売の他、ポスターやサイン本、
展覧会記念Tシャツ(少女椿)なども販売。
会場のみならず通信販売も受付けるとこのことです。
会場は出町柳駅の駅前を東へ数百メートルほどのところです。
トランスポップギャラリーではこれまでも
いわゆるガロ系の漫画家の展覧会を開催しています。
今回の展覧会は2月15日(木)から3月11日(日)まで。月・火休廊。

maruo_shojotsubali1984.jpe
http://www.trancepop.jp/





posted by rawramp at 02:10 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

★丸尾末広『少女椿』の改訂について

丸尾末広の最高傑作は、問われれば『少女椿』と答える人は少なくないかと思う。
それまで短編ばかりだった丸尾氏の、初のストーリーもの。
みなし児のみどりちゃんが見世物小屋に雇われ辛酸を舐める。
新加入した芸人ワンダー正光に救い出されるかと思いきや・・・。
一種の『美徳の不幸』なストーリーである。

某所で本作のエディション違いが話題になっていたので
確認できた範囲で記しておきます。

まず青林堂の初版はA5クロス装で1984年9月25日初版発行。
(もともと青のクロスに星の型押しをした装丁だったが
版を重ねるうち経費節減か紙のハードカバーに切替わった)
次に青林堂からA5上製で1999年8月25日改訂版初版発行。
その後、同社の分裂によって版権がうつり
青林工藝舎からA5上製で2003年10月24日改訂版初版発行。
さらに500部限定版がB5クロス装函入2004年2月25日発行。
限定版は著者サインカード他三大付録つき。
(みどりちゃんぬりえセット、特製少女椿燐寸、描き下ろしB2ポスター)
http://www.seirinkogeisha.com/book/y_031224.html
都合5種類のエディションがあることになる。 

限定本の内容は青林工藝舎改訂版と同じと思われるが、
青林堂初版、青林堂改訂版、青林工藝舎改訂版は
カバー表紙絵がちがい内容もすこしづつちがっている。
内容の改訂については、端的に言うと、残酷表現、などなど・・・
が序々に抑制されている。
青林工藝舎版になると書き下ろし14頁が追加されているが
「遠足に行きたい・・・」の絵がすっかり変更、
さらに各エピソードタイトルが「第壱発目」などから「第一話」などに。
また著者のあとがきとして「一幕劇 人生の並木路」と題し、
その後のみどりちゃんの不幸な人生がつづられていたものがなくなってしまっている。

内容の改変はおそらく世相をおもんばかってのことであろう。
「一幕劇」がなくなったのは残念である。
また今出ている青林工藝舎版はてかりのある紙質なのだが
あまりよろしくない。

そうそう、本作以前に読切短編の「少女椿」があって、
みどりちゃんが見世物一座に入るまでの、話の端緒が描かれている。
単行本では『薔薇色の怪物』(青林堂/青林工藝舎)に収録されていて、
これは『少女椿』単行本のどれにも入ったことがないようだ。

maruo_syojotsubaki_1.jpe
■丸尾末広『少女椿』(青林堂/青林工藝舎)

posted by rawramp at 02:02 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

★ルパン三世・ヤマタケこと山下毅雄版サウンドトラック最高

1971年制作の旧ルパン三世と、1978開始の新ルパン三世の最大の違い。それはジャケットの色ではなくサウンドトラックだ! 
新シリーズ以降映画もふくめ、ほぼすべてのサントラは大野雄二が担当しており、ルパンといえば多くの人があの「ちゃっちゃらっちゃー」のテーマを思い出す。しかし最初のシリーズのサントラは、『七人の刑事』『時間ですよ』などTVドラマ主題曲などの作曲で一世を風靡した、日本における”ダバダバ”系音楽の代表者、ヤマタケこと山下毅雄が担当していた。これが素晴らしい傑作なのである! ルパン初期のハードボイルド路線の雰囲気を決定的にしたのは実はこの音楽だったのではないだろうか。「あしーもとに臓からみーつくー」という歌詞の哀愁漂うメロディー、といえば思い当たる人も多いだろう(この曲は奥田民夫もカバーしている)。
大野の作品は非常にこなれた作りだが、いかんせん新ルパンのライト・コメディー路線に沿った雰囲気。言葉にすれば「何か楽しい驚きがあるぞ」くらいの内容しかない。サウンド的には、70年代後半の作ながら80年代的テイストで、歌謡曲的なメロディーを主体としたつくりである。
一方ヤマタケ版はまさにハードボイルド。暴力とエロスにともなう哀しみを感じさせる。エンディングテーマ二番の歌詞「憎しみのまなざしを・背中に受けて・今日を捨てる臓女の胸に残してきた・赤い血の薔薇…」の内容にふさわしい楽曲なのだ(まあスキャットの女王・伊集加代子さんヴォーカルの"スキャットテーマ"を聞いてみてください)。サウンドはまさに70年代そのもの。メロディーよりもコード進行が主体のつくりだ。そしてなによりも即興スタイルの一発録りならではのグルーブ感!
80年代の感覚では、ヤマタケ版は古臭いとみなされたかもしれない。しかし今の観点でみると、音楽のみならずファンションにしても、80年代的なものこそ最もダメでなものではないか。一方70年代的といえば洒落たスタイルの定番なのである。実際、作曲家としてヤマタケの再評価は近年急激にすすんでいるのだ。
あえて大野版の長所をあげれば、たとえドラマが空虚な内容でも「面白い」と錯覚させる力があるところか。ヤマタケ版が流れるからには、ドラマにそれなりの重みがなければ、音楽に負けてしまうことであろう。旧ルパンのハードな雰囲気の再現を待望するファンは少なくない。そこでまずヤマタケ版の音楽を復活させ、それに見合ったドラマづくりを(もちろん大隈まさあきの演出で)することを願う。
さて、そのヤマタケ版のサントラ録音だが、残念ながらTVで使用された演奏のマスターテープは紛失しているとの由。そこで現在手に入る音源としては・・・

@1980年にヤマタケ自らサントラ盤用に急遽新録した『オリジナルスコアによるルパン三世の世界』
ATVのMEテープ(セリフを録音する前のBGMと効果音だけのテープ)を切り張りして原曲を最大限復元した労作『ルパン三世'71 ME TRACKS』
Bご子息の山下透指揮のもとオリジナルの再現をめざしオリジナルシンガーを再結集(!)した『”Rebirth”~From’71 Original Score』

この三作品が主なものである。@は今となってはレアなヤマタケ本人のセッション音源という点でも貴重な音源で、廃盤にはなってない(?)が『ザ・ファーストシリーズアンソロジー』と題された編集盤にもTVサイズの主題歌などとともに全編おさめられておりお買い得である。Aこそ真のオリジナル音源だが音質はTV並。Bはいい演奏だが主題歌のthirdが「サードっ」とカタカナ発音・・・。

  
※当ブログ内関連記事
★「ルパン三世アニメ版はファーストシリーズが最高!」

posted by rawramp at 02:34 | Comment(4) | TrackBack(5) | 漫画/アニメ/特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする